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香水の歴史
昔は宗教的なもの

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香水の発祥は紀元前のエジプトと言われています。

しかし当時の使用法は美容やファッションが目的ではなく祭事や死者の防腐として使われていたので、非常に宗教的な色の濃いものだったのです。

形状も今のような液体ではなく、香りの良い植物を火で焚いてその「香り」の煙を捧げていたそうです。

古代では香りのある木や香料を燃やし、その煙を体や衣服にあて香りを移しとっていたんですね。

身体に塗ったり、髪につけたりと美容法として使われるようになったのはギリシヤ時代からです。

しかしこれらも水か油に香りをつけただけのものでした。

現代の香水ようなアルコール製法(香料をエチルアルコールに溶かしたもの)が確立されたのは、14世紀のハンガリー女王が愛用した「ハンガリー・ウォーター」からだと言われています。

この世界最古の香水と呼ばれるハンガリー・ウォーターは、若返りの香水とも言われ、72歳のハンガリー王妃エリザベートは、この香水を洗顔や化粧、入浴時にふんだんに使い、若さと美しさを取り戻し、隣国のポーランド国王にプロポーズされたという伝説が残っています。

その後ヨーロッパ諸国にも普及し、18世紀のフランス革命以降は貴族達だけではなく一般市民にも広まりました。

そして20世紀に入ると人工的な香りも取り入れた現代製法による香水がフランスで誕生しファッションメーカーなどが大量に香水を発売するようになったのです。


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